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NASAとCSA、パビリオン湖で生命の歴史を探る

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Pavilion Lake Research Project
Image credit: PLRP

米航空宇宙局(NASA)とカナダ宇宙庁(CSA)の宇宙飛行士などから成る研究チームは毎年夏、カナダのブリティシュ・コロンビア州にあるパビリオン湖(Pavilion Lake)の底に潜り、生命の歴史を探り、月・火星の有人探査に貢献できる研究を行っている。

このプロジェクトは「パビリオン湖調査プロジェクト(PLRP)」と呼ばれ、2000年10月、科学雑誌「ネイチャー」に微生物の起源と考えられている炭酸塩岩構造物「マイクロバイアライト(Microbialites)」が、パビリオン湖の底に存在している論文が掲載されたのをきっかけに、2004年から始まっている。

特に2008年から、深海探査研究所「ニュイコ・リサーチ( Nuytco Research)」の協力を得て、研究者らは1人乗り潜水艦「ディープ・ワーカー(DeepWorker)」や自律型海中ロボットなどを使用して、毎年夏にパビリオン湖の底に潜り、「マイクロバイアライト」のサンプル採取や研究などを行っている。

「根本的な問題はマイクロバイアライトの形成において、どのような生物学的な役割が働いたかを調べることです。マイクロバイアライトの表面はバクテリアに覆われていますが、本当にバクテリアの活動によって、マイクロバイアライトが形成されたのかどうかを、我々は調べています」

PLRPについて、研究者の一人であるアリソン・ブレディ博士はこのように述べた。

研究チームによると、マイクロバイアライトは地球や他の惑星の生命の歴史を解く重要な鍵で、今回用いられている研究手段も将来、月や火星の有人探査に役に立つという。

なお、2010年の調査は6月26日から7月9日まで行われる予定となっている。

■Pavilion Lake Research Project
http://www.pavilionlake.com/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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