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トンボー、生誕100周年記念

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In memory of Clyde W. Tombaugh
Image credit: APL

Via APL

2006年2月4日、冥王星の発見者である、アメリカ天文学者クライド・トンボーの生誕100年を迎えた。今年1月19日に打ち上げられた冥王星探査機ニューホライズンには、トンボーの遺灰の一部が搭載されており、トンボーは今、彼自身が発見した惑星へと向かっている。

トンボーは1906年2月4日、アメリカ・イリノイ州の貧しい農家で生まれた。天文学に深く魅了され、自ら望遠鏡を作り、天体観測を行った。1929年には、ローウェル天文台の助手として働くようになり、パーシヴァル・ローウェルが行っていた、海王星よりも外側にある新しい惑星の発見を手伝うようになった。

海王星発見後、天王星の軌道をまだうまく説明できないことが判明し、もう一つの惑星の存在が予言された。この新しい惑星の発見に最も熱心だったのがローウェルであった。ローウェルは計算と観測を繰り返し、日々新しい惑星の発見に没頭したが、結局見つけることができず、他界した。この仕事を受け継いだトンボーは、1930年2月18日、ふたご座で、2枚の写真乾板上の移動から、ついに新しい惑星、つまり、冥王星を発見したのだ。しかし、後にわかったことだが、ローウェルの天王星と海王星間の運動に基づく計算が間違っていたため、この発見は全くの偶然であるとも言われている。

トンボーは1997年1月17日に亡くなった、享年91歳。

トンボー生誕100周年について、ニューホライズンのプロジェクト主席研究官であるAlan Stern博士は次のように語っている。

「クライド・トンボーは偉大なアメリカ人である。そして、ニューホライズンは偉大なアメリカン・アドベンチャーである。」

この画像はニューホライズンに取り付けられた、トンボーの遺灰を詰めた缶である。缶の表面には、Stern博士による、以下の文が記されている。

「Interned herein are remains of American Clyde W. Tombaugh, discoverer of Pluto and the solar system's "third zone." Adelle and Muron's boy, Patricia's husband, Annette and Alden's father, astronomer, teacher, punster, and friend: Clyde W. Tombaugh (1906-1997).」

訳文:
「この中には、冥王星と太陽系の“第三領域”の発見者である、アメリカ人クライド・W・トンボーの遺灰が納められている。クライド・W・トンボーはアドレとムロンの息子、パトリシアの夫、アネットとアルデンの父、天文学者、教師、だじゃれ上手、そして、友人である。クライド・W・トンボー(1906-1997)」

■Happy 100th Birthday, Clyde Tombaugh
http://www.jhuapl.edu/newscenter/pressreleases/2006/060203.asp

■クライド・トンボー
http://spaceinfo.jaxa.jp/note/kagaku/j/kag119_tombaugh.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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