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最も小さい赤斑を吸収

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Three Red Spots Mix it Up on Jupiter
Image credit: NASA, ESA, A. Simon-Miller

via HubbleSite

ハッブル宇宙望遠鏡の観測によって、木星で確認されている3つの赤斑のうち、最も小さい赤斑(Little Red Spot)が大赤斑(Great Red Spot)に吸収されたようだ。

この小さな赤斑は今年始めに出現したもので、元々白い楕円状の渦巻き(ストーム)だったが、他の赤斑と同じように徐々に変色し、やがて赤くなった。しかし、赤くなってからわずか数ヶ月で、大赤斑に吸収されてしまった。

一方、画像で大赤斑の下にあるのが小赤斑(Red Spot Jr)で、2006年3月に発見された。今回は2回目の大赤斑への接近であるが、無事通過したようだ。

木星の赤斑がなぜ赤色を示すのか、これについてはまだ解明されていない。仮説として最も有力なのが、木星表面の強力な渦が木星内部の物質を巻き上げ、太陽光の紫外線となんらかの化学反応を起こし、赤色を示すようになったのかもしれない。また、今回の赤斑の吸収現象についても、科学者らは、少なくとも大赤斑の存在を150年間支え続けたメカニズムの1つであると考えているようだ。

なお、この3枚の画像は5月15日、6月28日、7月8日、ハッブル宇宙望遠鏡のWFPC2(Wide Field Planetary Camera 2)によって撮影されたものである。

■Three Red Spots Mix it Up on Jupiter
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2008/27/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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