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かぐや、月面からウランを検出

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Kaguya
Image credit: JAXA

Space.comなどによると、月周回衛星「かぐや」の観測データを用いて、月面からウラン(ウラニウム)などが検出されたようだ。

「かぐや」のガンマ線分光計(GRS)の観測データを用いた研究で、月面から放射線物質が検出されたのは今回が初めて。また、ウランの他、トリウム、カリウム、酸素、マグネシウムなども検出されているという。

「今まで一度も報告されたことのないウランを検出した。我々は他にも新しい元素を発見しており、古いデータとの照合も現在行っている」

今回の発見について、「かぐや」GRSチームのメンバーで、惑星科学会(PSI)のロバート・リーディ(Robert Reedy)氏はこのように述べた。

研究成果は既に「第40回月惑星科学学会」で発表されており、論文の主執筆者は早稲田大学の長谷部信行教授と山下直之教授である。

月面のエネルギー資源について、これまでの観測ではヘリウム3しか発見されていないが、ウランの発見によって、月探査計画の新しい探査目標が増えただけでなく、将来、月面基地での原子力発電所の建設や、地球にウランを持ち帰る計画などにもつながるかもしれない。

なお、GRSによるウランの検出について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2008年4月のプレス「『かぐや』のガンマ線分光計(GRS)の観測データ異常について」にて、少し記述している。

■Uranium Found on the Moon
http://www.space.com/scienceastronomy/090629-uranium-moon.html

■PSI Scientist and Kaguya Team Find First Conclusive Signature for Lunar Uranium
http://www.psi.edu/press/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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