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新火星探査車「MSL」の着陸レーダー試験を実施

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This test of the radar system
Image credit: NASA

ジェット推進研究所(JPL)の研究者らは今年5月、新火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)=キュリオシティ」の着陸システムに用いられるレーダーシステムの試験を行った。

試験はドライデン飛行研究センターの砂漠地帯で行われ、ヘリコプターに試験セットが搭載され、速度による影響や模型の降下試験などが実施された。チームによると、より高い高度とより早い速度での試験を行うため、年内にはF/A-18戦闘機も使用する予定だという。

「キュリオシティ」は従来のエアバッグ方式ではなく、「スカイ・クレーン(Sky Crane)」と呼ばれる新しい方式で火星表面に着陸する。火星大気圏に突入し、パラシュートで減速した後、降下部分(ディセント・ステージ)がロケットエンジンを点火してさらに減速。そして、降下部分が上空約10mの地点で滞空し、クレーンを使って「キュリオシティ」を降ろし、「キュリオシティ」の着地を確認した後、再び上昇し、離れた地点に落下する。

「キュリオシティ」は火星表面に着陸し、土壌や岩石などを探査するローバーである。現在火星で探査を続けている「マーズ・エクスプロレーション ・ローバー(MER)」に比べ、重さ約4倍で、より大きな機体とより大きな車輪を装備し、速いスピードで広範囲にわたっての調査ができる。また、太陽電池ではなく、原子力電池を用いることで、季節や砂塵の影響を受けずに活動が可能だという。

なお、「キュリオシティ」を載せたアトラスVロケットは2012年8月6日に打ち上げられる予定となっている。

写真=NASA。

■NASA Dryden Hosts Radar Tests for Next Mars Landing
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-197

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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