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火星長期閉鎖実験「マーズ500」、6月3日から開始

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MARS-500
Image credit: IMBP

ロシア生物医学問題研究所(IMBP)は5月18日に記者会見を行い、有人火星探査ミッションのシミュレーションとなる、長期閉鎖実験「マーズ500(MARS-500)」の正式クルーを選定し、6月3日から実験を開始すると発表した。

クルーに選ばれたのは、ロシアのミカイル・シデリニコフ氏(Mikhail Sidelnikov)、アレクセイ・シテフ氏(Alexei Sitev)、スクロブ・カモロフ氏(Sukhrob Kamolov)、アレクサンダー・スモレブスキー氏(Alexander Smolevsky)、イタリアのディエゴ・ウービナ氏(Diego Urbina)、フランスのロマン・シャルル氏(Roman Charles)、中国のワン・ユエ氏(Wang Yue)の7名で、そのうち6名が正式クルー、1名がバックアップクルーとなる。

「マーズ500」は2010年6月3日から始まる合計520日間(約1年半)にも及ぶ本格的な長期閉鎖実験で、最初の250日間は火星までの飛行、その後の30日間は火星での滞在、そして、残りの240日間は地球への帰還に設定されている。モスクワの研究所内に設置された180平方メートルの閉鎖施設の中で、地球と火星間の距離を考慮した通信時のタイムラグなど、無重力と放射線を除いて、有人火星探査とほとんど同じ環境が再現される。

また、IMBPによると、クルーには300万ルーブル(約10万ドル)の報酬が支払われるという。

火星長期閉鎖実験「マーズ500」は元々IMBPを中心に進められていたが、2007年4月にESAが参加を表明し、2009年4月1日から2009年7月14日まで、最初の長期滞在となる計105日間のトライアルが行われ、ロシアとヨーロッパから計6名のクルーが参加した。

■Пресс-конференция 18 мая:объявление экипажа
http://mars500.imbp.ru/gallery/520_press.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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