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マーズ・エクスプレス、衛星「フォボス」への接近観測開始

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closest approach in 2008
Image credit: ESA

欧州宇宙機関(ESA)の火星周回探査機「マーズ・エクスプレス」が、16日より衛星「フォボス」への接近シーズンに入った。

マーズ・エクスプレスは他の周回探査機と異なり、その軌道の特徴から、一定の期間、フォボスへ接近を繰り返すことができる。2008年7月には100kmを切る距離まで接近したが、今回は3月3日、その半分の50kmの至近距離まで迫る。アプローチは、同日午後2時52分(日本時)、距離991kmから開始される予定。

接近は様々な高度で3月26日まで繰り返され、表面の科学観測や撮像が行われる。また、フォボス周辺の重力場を探ることもでき、これで得られるデータは衛星の内部構造を推測する上で貴重なものとなる。このような研究を重ねることで、フォボスの起源に迫ることができるのである。

なお、ここに掲げた画像は2008年7月23日に接近した際に撮影されたものである。

■Phobos flyby season starts again
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars_Express/SEM4Q1NEG5G_0.html

Written by sorae.jp編集部天文班

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