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オポチュニティ、地下から飛び出した岩石を精査

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Opportunity's Pancam took on Jan.6.2010
Image credit: NASA

米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「オポチュニティ」(MER-B)は、地下深くで形成されたと見られる岩石の分析を行った。

オポチュニティは、砂地で身動きが取れなくなっている「スピリット」(MER-A)と同型の探査車で、2004年1月25日、メリディアニ平原に着陸。走行しながら探査を続け、2006年9月から2008年8月まではビクトリア・クレーターの集中調査を行った。その後、19km離れたエンデバー・クレーターを目ざすことになり、現在その道中にある。

運用チームはこの2ヶ月間、バスケットボールより少し小さめで暗い色をしたひとつの岩石に注目し、調査を続けてきた。彼らが「マーケット島」と呼ぶこの岩石は、目の粗い玄武岩質の岩石であるという。目が粗い(結晶が大きい)ということは、溶岩が地下深くでゆっくりと冷えたことを意味している。固さも他の岩石よりも硬く、研磨器での削りも慎重に行われた。

彼らはそれを見た当初、火星に落下した隕石ではないかと考えた。だが隕石には多く含まれるニッケルが少ないといったことから、火星起源と結論づけたという。

これは、別の場所に隕石が落下した際、その衝撃ではじき飛ばされ、ここまで飛んできたものと考えられている。これまでに見つかった同種の岩石は数少なく、マーケット島も地下の組成を知る上で貴重な資料となるものである。

写真=NASA。

■Rover Gives NASA an "Opportunity" to View Interior of Mars
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-023

Written by sorae.jp編集部天文班

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