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NASA火星探査車「スピリット」、活動6周年

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Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車「スピリット」(MER-A)が米東部標準時3日(日本時間4日)、火星へ着陸して丸6年を迎える。

NASAは火星面を移動しながら探査する無人探査車として、2003年6月と7月に同型のローバー「スピリット」(MER-A)と「オポチュニティ」(MER-B)を打ち上げた。先に打ち上げられたスピリットは2004年1月3日、火星への軟着陸に成功、その3週間後の25日にオポチュニティも軟着陸に成功した。

両探査車はもともと90日間の活動予定であったが、6年経った現在も稼働中である。過去に水があった可能性を強く示唆する複数の痕跡や火星に落下した隕石など、科学的発見を数多く上げてきた。

また、赤道付近で稼働するオポチュニティに比べればやや高緯度で走行するスピリットは、季節の変化を大きく受ける。特に冬期は厳しい低温と電力低下に見舞われるのだが、これまで3度の越冬に成功している。

ところが昨年春より、スピリットは車輪を砂地に取られて動けない状態が続いている。運用チームによる脱出作戦が続けられているが、芳しい成果は得られていない。しかも冬が近づきつつあり、太陽電池を陽当たりのよい北側(同車は南半球で活動している)へ向けねばならないのだが、それも危うい状況にある。

今年5月に冬至を迎えるが、現在のままでは電力不足で活動停止に追い込まれる可能性がある。最新のレポートでは、砂地から抜け出すどころか、さらに深く埋まってしまったとのことである。

なお、掲載の画像は12月26日に取得されたものである。左前輪が深く埋まっているのがわかる。

写真=NASA。

■NASA's Mars Rover has Uncertain Future as Sixth Anniversary Nears
http://www.nasa.gov/mission_pages/mer/news/mer20091231.html

Written by sorae.jp編集部天文班

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