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火星ローバー「スピリット」、右後輪も壊れる

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MER Spirit
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月10日、火星で身動きが取れなくなった、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER)の「スピリット」の車輪の1つがまた動かなくなり、救出作業が一層困難になったことを発表した。

スピリットは今年5月に「トロイ(Troy)」と呼ばれる場所を通過する際、車輪が柔らかい土に埋まり、身動きが取れなくなってしまった。運用チームは約半年間にわたってシミュレーションを行い、11月16日に本格的な救出作業を開始したが、11月21日に右後輪が動かなくなったことを検出した。その後、右後輪は一時的に動いたものの、11月28日に再び壊れ、回復には至っていない。

スピリットは2006年に右前輪が壊れ、これまでずっと5輪走行を続けてきた。チームによると、これで動かせる車輪が4つになったかもしれないという。

また、スピリットの電源低下も懸念されている。火星の南半球は既に秋分を向かえ、日照時間も減少している。このままだとスピリットが止まってしまう可能性が高いため、チームは今後、残りの車輪を動かし、スピリットをうまく傾かせ、日照時間を増やす作業を行うとしている。

写真=NASA。

■Rear Wheel Trouble Continues
http://marsrover.nasa.gov/spotlight/20091210a.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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