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火星ローバー「スピリット」の救出、11月16日から実施

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Spirit's Wheels Digging into Soft Ground
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月12日、火星で身動きが取れなくなった、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER)の「スピリット」の救出作業を、11月16日から実施すると発表した。

スピリットは今年5月に「トロイ(Troy)」と呼ばれる場所を通過する際、車輪が柔らかい土に埋まり、身動きが取れなくなってしまった。運用チームは約2ヶ月間にわたって「トロイ」の土の成分を分析し、似たような土を作りあげ、脱出させるための救出シミュレーションを7月に開始し、これまで続けられてきた。

救出作業は元々8月上旬に予定されていたが、火星の砂嵐や日射量減少などの影響で遅れていた。

「これは長期にわたる作業となるでしょう。そして、スピリットをうまく救出できないかもしれません。数週間やってみないと、スピリットが脱出できるかどうかの判断もできません」

今回の作業について、NASA火星探査計画ディレクターのダグ・マッキション(Doug McCuistion)氏がこのように述べた。

救出作業は、スピリットが前日に得た走行データを技術者らが分析し、新たなコマンドを作って送る、それを繰り返す。時間がかかるが、チームはこの作業を2010年始めまで続けるとしている。

写真=NASA。

■NASA to Begin Attempts to Free Sand-Trapped Mars Rover
http://www.nasa.gov/mission_pages/mer/news/mer20091112.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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