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NASAの火星探査機、火星表面の下から氷を発見

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New Craters on Mars
Image credit: NASA

Water Ice
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月24日、火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)の観測によって、火星表面下から水の氷が発見されたと発表した。火星表面に隕石が衝突した際、その下の氷が露出し、発見につながったという。

氷が確認されたのは深さ0.5メートルから2.5メートルの5つのクレーターで、いずれも以前撮影した画像からは確認できない新しいもの。火星表面に隕石が衝突し、表面下の氷が露出し、数日間から数ヶ月間で蒸発すると考えられる。写真からも分かるように、2008年10月18日の写真では氷と見られる物質が確認できるが、2009年1月14日の写真ではそれが写っていない。

また、氷を含むクレーターは火星の赤道から北極の間で発見されており、これは火星気象からの予想よりも低い緯度だという。今回の発見について、アリゾナ大学のシェーン・バーン氏は「これらの氷は数千年前、火星がまだ湿潤環境だった頃の遺物です」と述べている。

なお、今回の研究成果は科学雑誌「サイエンス」9月25日号に掲載されており、研究チームは今後、さらに多くのクレーターを確認し、氷を探す予定となっている。

写真=NASA。

■NASA Spacecraft Sees Ice on Mars Exposed by Meteor Impacts
http://www.nasa.gov/mission_pages/MRO/news/mro-20090924r.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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