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マーズ500、最初のトライアル完了

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Mars500 Crew
Image credit: ESA

Mars500
Image credit: ESA

ロシア生物医学問題研究所(IMBP)と欧州宇宙機関(ESA)は7月14日、有人火星探査ミッションのシミュレーションとなる、長期閉鎖実験「マーズ500(MARS-500)」の最初のトライアル期間が完了したと発表した。

選ばれた6名クルーは2009年3月31日に閉鎖施設に入り、合計105日間滞在した後、中央ヨーロッパ時間7月14日12時(日本時間20時)に、施設から出てきた。

「我々はミッションを成功させた。この大きな達成に誇りに思う。ここで得られた数ヶ月間のデータが、将来の有人火星探査ミッションに役に立つことを願っている」

記者会見の中で、今回のトライアルに参加した、機械工学士のオリバー・ニッケル氏(Oliver Knickel)はこのように述べた。

「マーズ500」はIMBP内に設置された閉鎖施設の中で、計520日間滞在し、有人火星探査ミッションを実現させるためのシミュレーションである。最初の250日間は火星への飛行、その後の30日間は火星での滞在、そして、残りの240日間は地球への帰還に設定されており、地球と火星間の距離を考慮した通信時のタイムラグなども再現される。

今回は105日間のトライアル期間で、IMBPとESAは2010年前半に、メンバーを変更して、520日間にも及ぶ本格的な長期閉鎖実験を開始する予定となっている。

■Mission accomplished: 105-day Mars mission simulation ends in Moscow
http://www.esa.int/esaCP/SEMIS47CTWF_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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