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蛍火1号完成、まもなくモスクワへ

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Image credit: 中国国家航天局

上海衛星工程研究所は6月8日、中国初の火星探査機「蛍火1号」の製造及び試験が完了し、出荷の準備ができたと発表した。「蛍火1号」は最終試験のため、まもなくモスクワへ輸送されるとみられる。

モスクワでは、ロシアと中国の技術者らによる最終合同試験が行われ、その後、「蛍火1号」はカザフスタンのバイコヌール宇宙基地に運ばれる。打ち上げについては、ロシアの火星探査機「フォボス・ソイル」と共に、今年の10月頃に予定されているという。

打ち上げられた「蛍火1号」は約3.8億km飛行し、10ヶ月後に火星周回軌道に投入される。重さ約115kgで、カメラや磁力計など8基の観測機器を搭載し、約1年間にわたって、火星と衛星のフォボスを観測する。

中国は独自のロケットを持っているのに、何故ロシアのロケット使用するのかという疑問に対し、北京大学の焦維新(Jiao Weixin)教授はこのように答えた。

「火星探査機を打ち上げるロケットには、第二宇宙速度を出す必要があり、高い性能が求められる。また、火星への長い道のりの中で、エンジンの停止と再起動を繰り返す必要があり、我が国はこの両方の技術において、さらなる努力を続けなければならない」

なお、「蛍火1号」ミッションは2007年3月、中国国家航天局の孫来燕(Sun Laiyan)局長とロシア連邦宇宙局のアナトリー・ペルミノフ(Anatoly Perminov)長官が署名した、「中露両国共同火星探査協定書」に基づいたものである。

■"蛍火一号"完成結合測試 預計10月前往火星
http://news.xinhuanet.com/tech/2009-06/08/content_11508244.htm

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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