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火星、ダストストームの季節が到来

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Dust storm on Mars
Image credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS

4月21日、火星は1火星年(約23ヶ月間)で最も太陽に近いポイントを通過し、南半球で夏が始まる。それと同時に、大規模で激しい砂嵐である「ダストストーム(巨大砂嵐)」の季節も到来し、NASAは火星で探査を続けている2台のマーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER)の運用について、神経を尖らせている。

ダストストームが発生すると、チリが太陽光を遮ってしまい、太陽電池によって動いているスピリットとオポチュニティの探査活動は著しく低下する。特に2008年11月、ダストストームの影響で、スピリットの太陽電池の発電量が大幅に低下し、一時セーフモードに突入する危機にも直面した。

「ローバーの動力は太陽光なので、我々にとって大気中のチリは非常に重要である」

MERの運用について、プロジェクト・マネージャのビル・ネルソン(Bill Nelson)氏はこのように述べた。

運用チームは今後、大気がクリアかどうかをチェックするために、毎日スピリットとオポチュニティのカメラを太陽に向けて撮影を行い、さらに、マーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)やマーズ・オデッセイの観測データなどを用いて、スピリットとオポチュニティが翌日に活動できるかどうかを判断する。

スピリットは2004年1月3日にグセフ・クレーターに軟着陸し、オポチュニティは2004年1月24日にメリディアニ平原に軟着陸し、両ローバーは既に火星で5年以上活動している。

■Mars Spacecraft Teams on Alert for Dust-Storm Season
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-067

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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