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マーズ・サイエンス・ラボラトリー、打ち上げ延期

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Mars Science Laboratory
Image credit: NASA/JPL-Caltech

via NASA

NASAは12月4日、2009年10月に打ち上げ予定の「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」について、打ち上げを2011年秋に延期すると発表した。

延期の理由について、NASAはハードウェアの開発及び試験が間に合わないためだと説明している。NASAは今年10月、マーズ・サイエンス・ラボラトリーを予定通りに打ち上げると発表したばかりで、わずか2ヶ月で計画変更となった。

「我々は複雑な飛行システムの試験を減らすつもりはない。打ち上げ日付を変えないように努力を続けてきたが、重要な試験を妥協しない限り、スケジュールを延期するしかなかった」

今回の発表について、NASA火星探査計画ディレクターのダグ・マッキション( Doug McCuistion)氏はこのように述べた。

火星は約2年2ヶ月ごとに地球と接近するため、火星探査ミッションも一度延期すると2年後となってしまう。特にマーズ・サイエンス・ラボラトリーの開発は既に予算オーバーしているため、今回の延期でさらに約4億ドル(約370億円)の追加予算が必要とみられる。

マーズ・サイエンス・ラボラトリーは火星表面に着陸し、土壌や岩石などを探査するローバーである。現在火星で探査を続けているマーズ・エクスプロレーション ・ローバー(MER)に比べ、重さ約4倍。より大きな機体で、より大きな車輪を装備し、速いスピードで広範囲にわたっての調査ができる。また、太陽電池ではなく、原子力電池を用いることで、季節や砂塵の影響を受けずに活動が可能だという。

■Next NASA Mars Mission Rescheduled for 2011
http://www.nasa.gov/mission_pages/mars/news/msl-20081204.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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