TOP > NEWS > SPACE > 火星 > フォボスの詳細写真を公開

フォボスの詳細写真を公開

[PR]

Phobos
Image credit: ESA/ DLR/ FU Berlin (G. Neukum)

via ESA

ESAは7月30日、火星探査機「マーズ・エクスプレス(MEX)」によって撮影された、火星の衛星フォボスの写真を公開した。

「マーズ・エクスプレス」は中央ヨーロッパ時間7月23日6時49分(日本時間14時49分)、フォボスの表面からわずか93kmまで接近し、これほどフォボスに接近した探査機は恐らく今回が初めて。

この写真はフォボスから97kmの距離で、高解像度ステレオカメラ(HRSC)によって撮影されたもので、解像度は1ピクセル当たり3.7m。写真からはフォボスの歪な形と、表面に存在している大小のクレーターや溝を確認でき、特に溝については、どのようにして生じたのか、今後議論の対象となるだろう。

Scientific bounty
Image credit: ESA/ DLR/ FU Berlin (G. Neukum)

また、今回のフライバイで、ロシアの火星探査ミッション「フォボス・グラント(Phobos-Grunt)」の着陸地点の撮影にも成功した。フォボス・グラントは2009年に打ち上げられ、フォボスに着陸し、サンプルを採取して地球に持ち帰る計画である。

フォボスは火星の最も大きい衛星だが、長い部分の直径で27km程度しかないため、火星の重力に捕捉された小惑星だと考えられている。また、フォボスは太陽系で最も主星に近い衛星で、火星に表面からわずか6000kmを周回している。そのため、フォボスは潮汐力によって常に火星の方に引っ張られていて、5000万年以内に、破砕されて火星の輪になるか、火星表面に激突すると考えられている。

■Mars Express acquires sharpest images of martian moon Phobos
http://www.esa.int/esaCP/SEM5H48N9JF_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

火星 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP