TOP > NEWS > SPACE > 土星 > 土星の衛星タイタンの内部は氷と岩石の混合物

土星の衛星タイタンの内部は氷と岩石の混合物

[PR]

Saturn's moon Titan
Image credit: NASA

米航空宇宙局(NASA)は3月11日、カッシーニ土星探査機の観測データを分析した結果、土星最大の衛星タイタンの内部は、氷と岩石の混合物である可能性が高いと発表した。

これまでの観測でも、タイタンの内部は氷と岩石で出来ていると考えられていたが、どのように配分されているかは分かっていなかった。科学者らはカッシーニを用いて、タイタンをフライバイし、重力を何度も測定した結果、表面から地下500kmまでは全て氷だが、その内側は氷と岩石がシャーベット状に混ざっていることが判明したという。

「木星よりも外側の太陽系衛星の歴史を知る上で、これらの観測結果は基礎となる。我々は今、太陽系の氷衛星の中で、タイタンをよりよく理解できるようになった」

今回の観測結果について、カッシーニ計画の科学者で、ジェット推進研究所のボブ・パッパラルド(Bob Pappalardo)氏はこのように述べた。

内部の氷と岩石を混ざっていることで、タイタンは木星の衛星ガニメデに似ているのではなく、むしろ木星の衛星カリストに似ているかもしれない。これらの衛星は似たような大きさでありながらも、異なる歴史を持っていることを物語っている。

なお、今回の研究成果は3月12日付けの科学誌「サイエンス」にも掲載されている。

写真=NASA。

■Cassini Data Show Ice and Rock Mixture Inside Titan
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-084

Written by sorae.jp編集部宇宙班

土星 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP