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エンケラドスに海?Eリングから塩

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Enceladus
Image credit: NASA/JPL

アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は6月24日、カッシーニ土星探査機の観測データを分析した結果、土星のEリングからナトリウム塩を含む氷が検出され、これらが土星の衛星であるエンケラドスに海が存在することを示すヒントになるかもしれないと発表した。

カッシーニは2005年、エンケラドス表面から氷と水が混じったジェットが間欠泉のように噴き出し、これらが最も外側のEリングを形成していることを発見し、これまで数回にわたって、エンケラドスに接近(フライバイ)し、観測を行った。

今回、研究チームはカッシーニの宇宙塵分析器(CDA)を使って、Eリングの構成物質を分析した結果、ナトリウム塩を含む氷がいくつも発見されたことにより、エンケラドスの地下には海が存在しているかもしれないのだという。

「我々はエンケラドス地下に、塩分を含む鉱物が溶け込んでいる海が存在していると信じている」

今回の研究について、カッシーニの科学者でマックスプランク研究所のフランク・ポストベルグ(Frank Postberg)氏はこのように述べた。

研究チームによると、検出された塩分の量を分析すると、かなりの量の鉱物が液体の水に溶け込んでいるとみられる。中にはアルカリ性の炭酸塩も含まれており、フランク・ポストベルグ氏は「エンケラドスは生命誕生に適しているのかもしれない」と述べている。

なお、今回の研究成果は科学雑誌「ネイチャー」6月25日号に掲載されており、カッシーニは今年11月に、再びエンケラドスに接近し、観測を行う予定。

■Salt Finding From NASA's Cassini Hints at Ocean Within Saturn Moon
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-101

■Cassini finding hints at ocean within Saturn’s moon Enceladus
http://www.esa.int/esaCP/SEMH0X0P0WF_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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