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タイタンの北極に巨大な雲

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North pole of Titan
Image credit: NASA/JPL/University of Arizona

Via NASA

カッシーニ土星探査機の観測で、土星の衛星であるタイタンの北極から、アメリカ本土の半分の大きさに匹敵する巨大な雲が確認された。研究チームによると、この雲は昨年に発見されたタイタンの湖と深い関連性があるようだ。

この画像は2006年12月29日に撮影されたもので、巨大な雲はその時に初めて確認された。さらに2週間後の2007年1月13日にタイタン・フライバイが行われ、同じ場所に対しての観測で、この雲は再び確認された。

現在、タイタンの季節は冬から春に変わりつつあり、太陽の光が北極に当たり始めている。理論的には、タイタン北極の温度が上がり、メタンの湖が蒸発し、雲が形成すると考えられているが、このような巨大な雲が確認されたのは今回が初めて。

「我々は雲がここ(北極)に存在していると考えていたが、そのサイズと構造には驚いているよ」

カッシーニ画像分析チームのクリストファー・ソチン博士はこのように語った。

タイタンの1季節はおよそ7年(地球年)で、このような雲活動は4~5年続くと考えられている。今回の観測によって、タイタンの雲は季節と共に変化することが確認され、また、湖のメタンが蒸発し雲となり、雲がまたメタンの雨を降らすといった、メタン循環が成立している説を強く示唆している。

カッシーニ観測チームは、季節変化と共に、雲の形成は今度北極から南極へ移動するだろうと予想している。

■Cassini Images Mammoth Cloud Engulfing Titan's North Pole
http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/media/cassini-20070201.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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