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すばる望遠鏡、海王星のL5でトロヤ群小惑星を初めて発見

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Trojan Asteroid
Image credit: すばる望遠鏡

すばる望遠鏡などを用いた観測で、太陽・海王星のラグランジュ点L5で小惑星が発見された。これまで太陽・海王星のL4で小惑星の存在が確認されていたが、L5での発見は今回が初めて。

発見された小惑星は「2008LC18」で、いわゆる「海王星トロヤ群小惑星」に分類される。トロヤ群小惑星は、安定している太陽・惑星のラグランジュ点L4とL5付近に存在している小惑星グループのことで、これまで火星、木星、海王星でそれぞれ確認されている。

「我々はここ数年、(海王星の)L4で数個のトロヤ群小惑星を発見しましたが、L5での発見はそれ以上に難しいことでした。今回発見した小惑星の直径は100km程度で、このサイズの小惑星はL5に約150個存在していると見積もっています」

今回の発見について、発見者の1人であるスコット・シェパード氏(Scott Sheppard)はこのように述べた。

スコット・シェパード氏らは、すばる望遠鏡の主焦点カメラSuprime-Camを用いて、小惑星を見つけた後、マゼラン望遠鏡を用いて、その軌道を特定したという。

(注釈)ラグランジュ点:天体力学において、2つの物体が両者の共通重心の周りをそれぞれ円軌道で回っている場合、この2つの物体より遥かに小さい物体を入れ、この小さい物体が両者に対し、相対位置を変えず、安定して回り続けられる場所は5つ存在する。

■Discovery of First Trojan Asteroid in a Stable Zone near Neptune
http://www.subarutelescope.org/Pressrelease/2010/08/12/index.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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