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ソーラーセイル実証機「イカロス」、2回目の自分撮り

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IKAROS
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月28日、小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)の2台目の分離カメラ「DCAM1」を用いて、展開後のセイル全景の撮影に成功したと発表した。

JAXAによると、6月19日に「イカロス」の本体から「DCAM1」を放出し、撮影を行ったという。分離カメラは一度放出されると、二度と「イカロス」の本体に戻ることはできないが、撮影した画像は無線で送られた。6月15日には最初の分離カメラ「DCAM2」による撮影が行われ、今回は2回目の自分撮りだった。

また、「DCAM1」は「DCAM2」よりも遅いスピードで分離されたため、「イカロス」に近いところからの画像を何枚も撮影できたという。

JAXAは今後も引き続き、薄膜太陽電池による発電の状態を計測し、光子圧を用いた加速及びそれによる軌道制御の実証を行い、ソーラーセイルによる航行技術を獲得する予定。

帆(セイル)を張って、太陽の光を受けて進むソーラーセイルは以前から科学者たちの間で主張されてきたが、これまで宇宙で飛行を成功した例はない。理論上、丈夫な帆を持ったソーラーセイルであれば、どこまでも加速を続け、地球を超え、他の惑星を目指すのはもちろん、太陽系の彼方へ飛行することも可能だ。さらに、ソーラーセイルは太陽の光があれば、常に加速を続けるため、長時間飛行となればなるほど、これまでのどの宇宙船よりも速く飛行できると考えられている。

宇宙空間で光子圧によって「イカロス」の加速が確認されれば、世界初の快挙となる。

■小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の二台目の分離カメラの撮影成功について
http://www.jaxa.jp/press/2010/06/20100628_ikaros_j.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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