TOP > NEWS > SPACE > 太陽系 > 小惑星探査機「はやぶさ」、最後の軌道補正マヌーバTCM-4完了

小惑星探査機「はやぶさ」、最後の軌道補正マヌーバTCM-4完了

[PR]

Hayabusa
Image credit: JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月9日、小惑星探査機「はやぶさ」の最後の軌道修正となる軌道補正マヌーバ(TCM-4)が無事完了したと発表した。

発表によると、軌道補正マヌーバTCM-4は日本時間6月9日12時30分に開始され、イオンエンジンによる噴射加速は約2時間30分にわたって行われ、日本時間6月9日15時に無事完了した。今回の軌道修正によって、「はやぶさ」はオーストラリアのウーメラ立入制限区域内着陸想定地域へと精密誘導され、「はやぶさ」と地球との距離も約190万kmとなった。また、機体の状態も良好だという。

「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルは日本時間6月13日23時頃に大気圏再突入し、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸する予定となっている。JAXAは「はやぶさ」の帰還に合わせ、特別番組や「はやぶさ」管制室ライブ中継なども行う。

「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑星イトカワに着陸し、表面の岩石やチリを採取した。「はやぶさ」のカプセルには小惑星の岩石やチリが入っている可能性が高く、惑星誕生の解明や惑星材料の分析などの手がかりとなる。

一方、「はやぶさ」の本体については、化学推進系の故障により、惑星間軌道に離脱させることができなくなったため、カプセルの大気圏再突入に伴い、燃え尽きてしまうという。

■小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)のTCM-4、WPAへの精密誘導完了
http://www.jaxa.jp/press/2010/06/20100609_hayabusa_j.html

■はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン
http://hayabusa.jaxa.jp/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

太陽系 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP