TOP > NEWS > SPACE > 太陽系 > 金星の火山活動は生きている

金星の火山活動は生きている

[PR]

Volcano in Venus
Image Credit: ESA/NASA/JPL

金星には噴火してからあまり時間の経過していない火山があることが、欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機ビーナス・エクスプレス(VEX)による観測で判明した。

1990年代に、米航空宇宙局(NASA)の金星探査機マゼランによるレーダー観測から、表面の地形が主に火山活動で形成されたことが示唆された。また、「ホットスポット」と呼ばれる隆起した地形を9つ発見している。

VEXに搭載された紫外・可視光・近赤外スペクトロメータ(VIRTIS)は、金星の厚い大気を通過する赤外線をとらえて、表面の温度を観測できる。マゼランが見つけたホットスポットのうち3つをVIRTISで観測したところ、比較的高い温度を示した。

温度が高いのは噴火活動自体の影響ではなく、表面が効率よく熱を放射しているからだ。だが、金星では時間とともに地面の熱放射が小さくなることがわかっている。つまり、ホットスポットは出来たて―250年前から250万年前の間、おそらく数千~数万年前に形成されたようだ。

一説によれば、金星では5億年前に地形を全面的に更新するほどの火山活動が起きたあと、現在に至るまで活動が停止している。しかし、VEXの観測結果は、金星の火山活動が小規模ながら持続的であることを示唆している。地質的に見て、金星は今も生きているのだ。

■New evidence for recent volcanism on Venus
http://sci.esa.int/science-e/www/object/index.cfm?fobjectid=46815

Written by sorae.jp編集部星空班

太陽系 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP