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ハッブルの観測データから最小のカイパーベルト天体

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Smallest Kuiper Belt Object
Image credit: NASA, ESA, and G. Bacon (STScI)

カリフォルニア工科大学の研究者らはハッブル宇宙望遠鏡の観測データから、可視光で見えるものとして、最も小さいカイパーベルト天体を発見した。

発見されたカイパーベルト天体の直径はわずか950メートル。これまでの観測で見つかった最小のカイパーベルト天体(直径約50km)に比べ、50倍以上も小さい。

この天体は地球から約67億キロメートル離れており、ハッブル宇宙望遠鏡を用いたとしても直接観測できないが、研究者らは天体が恒星の前に通過する際に起こる減光現象を利用して、天体を発見できるのではないかと考えた。

カリフォルニア工科大学のヒルキ・シュリヒティンク(Hilke Schlichting)氏らはハッブル宇宙望遠鏡の高精度ガイドセンサー(FGS)を用いて、4年半にわたって合計1万2000時間観測し、そのデータを基に5万個の星を分析した結果、今回のカイパーベルト天体の発見に至ったという。

今回の発見について、シュリヒティンク氏は「観測データからこれらを見つけるのに、非常に興奮しました」と述べた。

なお、今回の研究成果は12月17日付けの科学誌「ネイチャー」に「カイパーベルト天体による星食」として掲載されている。

■Hubble Finds Smallest Kuiper Belt Object Ever Seen
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2009/33/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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