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VEX、金星南半球の最初の地図

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Temperature map of Venus
Image credit: ESA/VIRTIS/INAF-IASF/Obs. de Paris-LESIA

欧州宇宙機関(ESA)は7月14日、金星探査機「ビーナス・エクスプレス(VEX)」の紫外・可視光・近赤外スペクトロメータ(VIRTIS)の観測データから作られた、金星南半球の最初の地図を公開した。

金星の地上は厚い雲に覆われ、普通のカメラでは撮影できないが、VIRTISの特定の赤外線を用いることによって、それが可能となる。この地図は2006年5月から2007年12月までに得られた1000枚以上の画像から構成され、金星地上の温度分布がよく分かる。

また、今回の新しい観測データによると、金星の高地は古代大陸で、かつての金星も地球と同じように、プレートテクトニクスや火山活動、海があったかもしれないのだという。

「これは直接な証拠ではないが、(予想と)一致している。我々が今本当に言えるのは、台地の岩がほかの場所と異なるように見える」

ビーナス・エクスプレスの観測データについて、惑星内部物理学研究グループのニルス・ミューラー(Nils Muller)氏はこのように述べた。

ミューラー氏によると、金星には玄武岩が存在しており、玄武岩はプレートテクトニクスによって花崗岩に変わるため、もし金星から花崗岩が発見できれば、過去にプレートテクトニクスと海があったことを証明できるという。

さらに、ビーナス・エクスプレスの観測によって、現在活動している火山は発見できなかったが、ミューラー氏は「その可能性はまだ十分ある」と述べている。

■New map hints at Venus' wet, volcanic past
http://www.esa.int/esaCP/SEMUQCLXOWF_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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