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ユリシーズ、6月30日でミッション終了

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Ulysses
Image credit: ESA/C.Carreau

アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は6月26日、18年間以上続いた共同ミッションである、ユリシーズ太陽探査機の運用を6月30日で終了させると発表した。

ユリシーズの主な目的は太陽活動の観測、太陽風、宇宙線などの研究で、1990年10月6日、スペースシャトル ディスカバリー(STS-41)によって打ち上げられ、1992年2月に木星をスウィングバイし、周期6.2年の太陽周回極軌道に投入された。

これまでユリシーズは太陽南極と太陽北極を3回にわたって通過し、多くの観測データを取得し、太陽活動サイクルなどの研究に貢献した。

「ユリシーズは我々の予想以上、太陽とそれを取り巻く空間について、はるかに多くのことを教えてくれた」

ユリシーズのこれまでの探査を振り返り、ミッション・マネージャのリチャード・マーズデン(Richard Marsden)氏はこのように述べた。

ユリシーズの電池は既に弱まっており、多くの観測機器が止められ、NASAとESAは昨年、「ミッションは数ヶ月以内に終了するだろう」と発表していた。また、今後の運用コストの確保も難しくなり、結局、今回のミッション終了に至った。

なお、ミッションの最終通信は、中央ヨーロッパ夏時間6月30日17時35分(日本時間7月1日0時35分)に始まる予定となっており、モニター専用モードへの切り替え信号が送られる。

「火曜日は我々がユリシーズに最後の信号を送る悲しい一日となってしまうだろう。でも、私はこの20年間、多くの困難を乗り越えたことに誇りに思う」

最後の通信について、ミッション・オペレーション・マネージャのナイジェル・アンゴールド(Nigel Angold)氏はこのように述べた。

■Joint ESA/NASA Ulysses mission to end
http://www.esa.int/esaSC/SEMPL71P0WF_index_0.html

■Ulysses Hears the Siren's Song
http://www.jpl.nasa.gov/news/features.cfm?feature=2201

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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