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NASA、ESAの探査ミッションに協力

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BepiColombo
Image credit: EADS Astrium

アメリカ航空宇宙局(NASA)は5月4日、欧州宇宙機関(ESA)が進めている火星探査と水星探査について、観測機器を搭載し、協力すると発表した。

選定された観測機器は、火星ローバー・ミッション「エクソマーズ」に搭載される「ララ(LaRa)」と、水星探査機「ベピ・コロンボ」に搭載される「ストロフィオ(Strofio)」で、予算はそれぞれ660万ドルと3180万ドル。

「ララ」はディープスペースネットワークの電波望遠鏡を用いて、「エクソマーズ」のミッションを追跡し、データ中継や火星1日の長さ、自転軸の変化などを測定する。一方、「ストロフィオ」は最新型の質量分析計で、原子と分子を測定し、水星の大気構成を特定する。

今回の選定は、2008年12月のサーモン計画(Stand Alone Mission of Opportunity)で提案された8つのミッションの中から選ばれたもので、NASAは「3500万ドル以下でかつ科学目的を達成できる」を基準に審査したという。

「エクソマーズ(ExoMars)」は、ESA火星探査プロジェクトである「Aurora」の最初のプロジェクトで、火星表面で生命の存在を探し、有人火星探査を実現させるためのデータ取得などを行う。2016年に打ち上げられる予定で、アリアン5ロケットやプロトン・ロケットが使用される。

「ベピ・コロンボ(BepiColombo)」は日欧初の共同水星探査ミッションで、日本が水星の磁場や磁気圏を観測する「水星磁気圏探査機(MMO)」の開発を担当し、ヨーロッパが水星の表面や内部を観測する「水星表面探査機(MPO)」の開発を担当する。2機ともソユーズロケットに搭載され、2013年に打ち上げられる予定となっている。

■NASA Selects Future Projects To Study Mars And Mercury
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/may/HQ_C09_020_NASA_Salmon_Awards.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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