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冥王星は「プルートイド」

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Plutoid
Image credit: IAU

via IAU

国際天文学連合(IAU)は6月11日、ドワーフ・プラネット(dwarf planet)でかつトランス・ネプチュニアン天体(trans-Neptunian object)について、「プルートイド(Plutoid)」と命名したことを発表した。

2006年夏の国際天文学連合 (IAU) 総会にて、太陽系の惑星の定義が採択され、ドワーフ・プラネットとトランス・ネプチュニアン天体という新しい分類も採択されたが、ドワーフ・プラネットでかつトランス・ネプチュニアン天体の分類を設けたものの、英語名については、合意に至らなかった。

一方、日本国内では、日本学術会議物理学委員会IAU分科会はその後、太陽系天体の和名について検討し、ドワーフ・プラネットを「準惑星」、トランス・ネプチュニアン天体を「太陽系外縁天体」と命名した。さらに、同委員会は、冥王星という長い間親しまれた天体に敬意を表する意味合いを込めて、「準惑星」でかつ「太陽系外縁天体」については、「冥王星型天体」という和名を推奨すると共に、IAUにもその趣旨にそった名前を決めて欲しいという要望を提出した。

IAUが議論を重ね、今回、冥王星の英語「プルート(Pluto)」を元に「プルートイド」に命名し、それを受け、IAU評議員会に出席した東京大学の岡村定矩副学長は、「冥王星という天体に敬意を表するという方向性で決まった日本の推奨和名と、ほぼ同じニュアンスを持つ英語名に決まったことは、たいへんよかったと思っています」と述べた。

プルートイドの定義は、海王星よりも遠く、太陽の周りを回り、十分大きな質量を持ち、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力平衡形状(ほとんど球状の形)を有する天体で、現在は冥王星とエリスの2つだけが該当する。なお、準惑星の「ケレス」は火星の木星の間にあるため、該当しない。

■News Release - IAU0804: Plutoid chosen as name for Solar System objects like Pluto
http://www.iau.org/public_press/news/release/iau0804/


Written by sorae.jp編集部宇宙班

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