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木星の表面に3つ目の赤斑

New Red Spot
Image credit: NASA, ESA, and University of California, Berkeley

via HubbleSite

ハッブル宇宙望遠鏡の観測によって、木星の表面にまた新たな赤斑が生じたことが確認された。大赤斑(Great Red Spot)と2006年3月に発見された小赤斑(Red Spot Jr)に加え、これで木星の赤斑は3つとなった。

この新しい赤斑は大赤斑の西側に位置し、元々白い楕円状の渦巻き(ストーム)だったが、他の赤斑と同じように徐々に変色し、やがて赤くなった。木星の赤斑がなぜ赤色を示すのか、これについてはまだ解明されていない。仮説として最も有力なのが、木星表面の強力な渦が木星内部の物質を巻き上げ、太陽光の紫外線となんらかの化学反応を起こし、赤色を示すようになったのかもしれない。

この画像は5月9日と5月10日、ハッブル宇宙望遠鏡のWFPC2(Wide Field Planetary Camera 2)によって撮影されたものである。

また、冥王星探査機ニューホライズンや、ケック望遠鏡や欧州南天天文台のVLT(Very Large Telescope)などの協力を得て、小赤斑の風速が測定された。その風速はなんと秒速155~190m(時速558km~684km)、太陽系最速であることも明らかになった。

■New Red Spot Appears on Jupiter
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2008/23/

■Storm Winds Blow in Jupiter’s Little Red Spot
http://www.jhuapl.edu/newscenter/pressreleases/2008/080520.asp



Written by sorae.jp編集部宇宙班

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