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ハッブル、まるで彗星のような系外惑星

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HD 209458b
Image credit: NASA

ハッブル宇宙望遠鏡を用いた観測で、系外惑星「HD 209458b」は、まるで彗星のように尾を引いていることが発見された。

地球から約153光年離れたペガスス座の「HD 209458b」は初めて恒星面通過で観測された系外惑星として知られ、「オリシス」と名づけられている。これまでの研究では、中心星から約700万キロ離れた距離を3.5日の周期で公転し、表面温度は1100度にも達し、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類されることは分かっていた。

しかし、ハッブル宇宙望遠鏡の紫外線分光器「コズミック・オリジン・スペクトログラフ(COS)」による観測では、熱せられた「オリシス」のガスが恒星風に吹き飛ばされ、まるで彗星のように尾を引いていることが分かったという。

「2003年、科学者らは(ホット・ジュピターの)失われた物質が尾のように見えると理論づけましたが、私たちはその理論をサポートする証拠を観測したと思います」

今回の観測について、コロラド大学の天文学者であるジェフリー・リンスキー(Jeffrey Linsky)氏はこのように述べた。

「コズミック・オリジン・スペクトログラフ(COS)」は2009年5月、スペースシャトル・アトランティス(STS-125・HST-SM4)による最後の補修ミッションで取り付けられた新しい観測機器。

なお、今回の研究成果は7月10日の「アストロフィジカル・ジャーナル誌」に掲載されている。

写真=NASA。

■NASA Finds Super-Hot Planet with Unique Comet-Like Tail
http://www.nasa.gov/mission_pages/hubble/science/planet-tail.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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