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最も地球に似ている系外惑星、実は「ホット・ジュピター」の名残?

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Corot-7b
Image credit: ESO

アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月6日、これまでの観測で発見された最も地球に似ている系外惑星「CoRoT-7b(コロー7b)」について、過去は全く異なる姿をしており、「ホット・ジュピター」の名残かもしれないと発表した。

CoRoT-7bは2009年2月、欧州宇宙機関(ESA)の系外惑星観測衛星「コロー(COROT)」によって発見され、一角獣座方向、約480光年離れた恒星の周りを周回している。大きさは地球の1.7倍で、最も小さい系外惑星としても知られている。

主星からわずか250万kmしか離れていないため、表面温度は1000~1500度に達し、生命の存在は期待できないが、CoRoT-7bの質量は地球の4.8倍で、「スーパーアース」に分類され、最も地球に似ている系外惑星とも言われてきた。

しかし、NASAゴダード宇宙飛行センターのブライアン・ジャクソン(Brian Jackson)氏らの研究によると、CoRoT-7bの表面温度は岩石を溶かすほど高く、その溶けた岩石やガスなどをシミュレーションで復元すると、形成された当時のCoRoT-7bの質量は地球の約100倍、土星とほぼ同じサイズの木星型惑星(Gas giant)で、つまり、「ホット・ジュピター」だったかもしれないのだという。

また、ワシントン大学の天文学者らの研究によると、CoRoT-7bは楕円軌道で主星の周りを周回しており、主星の強い引力変化によって、今でも木星の衛星イオと同じように、活発な火山活動が起きているかもしれないのだという。

今回の研究について、ジャクソン氏は「CoRoT-7bはガスや岩石が溶かされ、中心核だけが残った全く新しい種類の最初の系外惑星かもしれない。質量の放出や移動を研究することによって、地球と似ている系外惑星の発見につながる重要な一歩かもしれない」と述べた。

なお、これらの研究成果は第215回アメリカ天文学会(AAS)会議でも発表された。

■Most Earthlike Exoplanet Started out as Gas Giant
http://www.nasa.gov/centers/goddard/news/topstory/2010/earthlike-exoplanet.html

■First Earth-like planet spotted outside solar system likely a volcanic wasteland
http://uwnews.org/article.asp?articleID=54644

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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