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巨星を公転する2つの褐色矮星を発見

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catgories of star
Image credit: NASA

惑星系は考えられていた以上に、より素早くかつ効率的に形成されるのではないかという指摘がなされた。

これはペンシルバニア州立大学のアレキサンデル・ヴォルシュチャン(Alexander Wolszczan)教授を中心とする研究チームにより発表された。同チームはタイプKの赤色巨星「BD +20 2457」の周囲に2つの褐色矮星を発見したが、これは極めて珍しい。

褐色矮星(Brown Dwarf)とは、通常の惑星よりも遙かに重いが(木星の13~75倍を超える)、中心部で持続的な核融合反応が生じるには足らない質量を有する、いわば「恒星になり損なった」天体。はっきりとした誕生プロセスもわかっておらず、通常の惑星と同様に原始星を取り巻くガス円盤(星周円盤)の中で形成されたのか、恒星のように星間ガス雲の中で独立して形成されたのか、議論が収束していない。だが今回の発見は、巨大な星周円盤の中で2個同時に誕生したとことを意味しているといえる。

「もしひとつしか見つからなかったら、どちらのプロセスで誕生したのか区別がつかなかったでしょう」とヴォルシュチャン教授は語る。

また、「BD +20 2457」は太陽の3倍程度の質量を持つ恒星であるが、この程度の恒星は誕生から1000万年ほどで安定燃焼期(主系列星)に移行する。周囲の円盤は強烈な放射で拡散させられることになるが、惑星はそれまでに形を作っておかなければならない。このことは、今回見つかった2つの褐色矮星がかなりのハイスピードで形成されたことを意味していることになる。

なお、この論文は「アストロフィジカル・ジャーナル」誌に掲載されている。

写真=NASA。

■Brown dwarf pair mystifies astronomers
http://live.psu.edu/story/43597/rss49

Written by sorae.jp編集部天文班

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