TOP > NEWS > SPACE > 系外惑星 > すばる、逆行する太陽系外惑星を初めて発見

すばる、逆行する太陽系外惑星を初めて発見

[PR]

HAT-P-7b
Image credit: 国立天文台

国立天文台は11月4日、すばる望遠鏡を用いた観測で、恒星の自転と逆向きに公転する太陽系外惑星が発見されたことを発表した。これまでの理論でも逆行する系外惑星の存在が予想されていたが、観測で確認されたのは今回が初めて。

惑星系は原始星と共に回転する原始惑星系円盤の中で形成され、一般的に惑星は主星の自転する向きとほぼ同じ向きで公転していると考えられ、我々の太陽系の全ての惑星も、公転する軸が太陽の自転軸と10度以内でよく揃っている。しかし、伴星の存在や巨大惑星による影響などで、理論上ではそうならないケースも多く、系外惑星においては、異様な惑星の存在も指摘されてきた。

研究チームは2008年5月、すばる望遠鏡の高分散分光器(HDS)を用いて、系外惑星の恒星面通過をとらえる「トランジット法」と呼ばれる手法で、既知の系外惑星「HAT-P-7b」を観測し、世界で初めて惑星の逆行を示唆するロシター効果を検出した。

系外惑星「HAT-P-7b」は白鳥座の方向、地球から約1000光年離れている恒星「HAT-P-7」の周りを回っている。質量は太陽の約1.5倍、大きさは太陽の約1.8倍。恒星の近くを公転し、公転周期は2.2日で、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される系外惑星である。

なお、今回の研究成果は2009年10月25日発行の日本天文学会欧文研究報告誌、2009年10月1日発行のアストロフィジカル・ジャーナルに掲載されている。

■すばる望遠鏡、主星の自転に逆行する太陽系外惑星を発見
http://www.naoj.org/Pressrelease/2009/11/04/j_index.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

系外惑星 記事一覧


スポンサード リンク


NEWS 記事一覧



TOP - COMPANY - COLUMN - NEWS - TRACKING - ABOUT US - PRIVACY POLICY - STAFF - CONTACT - PRESS RELEASE - SITEMAP