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系外惑星から水、メタン、二酸化炭素を検出

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HD 209458b
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は10月20日、スピッツァー宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡による観測で、太陽系外惑星「HD 209458b(オシリス)」の大気から、水、メタン、二酸化炭素を検出したことを発表した。

「HD 209458b」はペガスス座に位置しており、地球から約150光年離れている系外惑星。木星よりやや大きく、恒星の近くを回っており、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される。これまでの観測で既に大気に酸素と炭素が存在していることも確認されている。

このような系外惑星の発見は2008年12月の「HD 189733b」に続き2例目、今回の発見について、ジェット推進研究所のマーク・スウェイン氏(Mark Swain)は、「系外惑星から水、メタン、二酸化炭素の発見は2回目で、これは居住可能な惑星における生命過程を理解するために非常に重要である」と述べている。

今回の観測では、ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線カメラと多天体分光器を用いて分子を特定し、スピッツァー宇宙望遠鏡のマルチバンド撮像フォトメーターと赤外線分光器によって、その量が測定された。

「HD 209458b」で生命の存在は期待できないが、今回の観測について研究チームは、「系外地球型惑星を観測し、有機物を検出することで生命の発見につながる可能性もある。今回の観測はその基礎となるだろう」と主張している。

写真=NASA。

■Astronomers do it Again: Find Organic Molecules Around Gas Planet
http://www.nasa.gov/mission_pages/spitzer/news/spitzer-20091020.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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