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ケプラー、系外惑星の大気を検出

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HAT P7b
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は8月6日、系外惑星探査機「ケプラー(Kepler)」の観測によって、系外惑星の大気が検出され、期待通りの高性能を発揮していると発表した。

観測対象となったのは、既知の系外惑星「HAT-P-7」。地球から約1000光年離れている恒星の周りを約2.2日間の周期で回っており、大きさは木星より少し大きい程度で、恒星までの距離は地球・太陽間の26分の1しかないため、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される系外惑星である。

今回の観測はケプラーの試験のために行われたもので、観測期間もわずか10日間しかない。この画像は地上望遠鏡の観測データ(上)とケプラーの観測データ(下)と比較したもので、地上のデータは雑音が入っているのに対し、ケプラーの観測データが非常に鮮明で高精度だということがよく分かる。

「NASAの最初の系外惑星探査ミッションとして、ケプラーは劇的な登場を果たした。最初の10日間のデータで大気が検出されたのは前兆にしか過ぎず、系外惑星探しはこれからだ」

今回の発表について、NASA天体物理学部門のジョン・モース(Jon Morse)氏はこのように述べた。

ケプラーはNASAの「ディスカバリー・プログラム」で選定された地球型の系外惑星を発見する計画で、太陽を周回する軌道で3年間以上、10万個もの恒星を調べ、周期的な明るさの変化(トランジット法)から系外惑星を特定し、さらに、その惑星が生命誕生の可能性のある「ハビタブルゾーン」に位置しているかどうかを探る。

なお、今回の発表はアメリカ科学誌「サイエンス」8月7日号に掲載されている。

■NASA's Kepler Spies Changing Phases on a Distant World
http://www.nasa.gov/mission_pages/kepler/news/kepler-discovery.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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