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位置天文学法による初の系外惑星の発見

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Bizarre Planetary System
Image credit: NASA/JPL-Caltech

ジェット推進研究所(JPL)の天文学者チームは5月28日、位置天文学法による観測で、太陽系外惑星が初めて発見されたと発表した。

発見された太陽系外惑星は「VB10b」と呼ばれ、大きさ木星程度のガス惑星。わし座方向、約20光年離れている恒星「VB10」の近くを周回しているが、「VB10」が低温の赤色矮星であるため、「VB10b」の表面温度も低く、「コールド・ジュピター」というニックネームが付けられている。

位置天文学法(アストロメトリ)は、恒星のふらつきを高精度に検出することによって、その周りの惑星の特定する手法である。系外惑星探査が始まった1940年代以降から用いられているが、あまりにも高い精度が必要だったため、これまで成果を挙げることはあまり無かった。

チームは今回、カリフォルニア州のパロマー天文台に、位置天文学法専用の観測機器を取り付け、約12年間にわたって、30個の恒星に対して観測を続けた結果、「VB10b」の発見に至った。

「太陽系に似たような恒星系を探すのに、この方法が最も適している。我々は木星のような小さな恒星の周りから木星のような系外惑星を発見し、その周りには地球型惑星の存在もありえるだろう」

今回の発見について、ジェット推進研究所の天文学者であるスティーブン・プラウド氏(Steven Pravdo)はこのように述べた。

なお、今回の研究成果は「アストロフィジカル・ジャーナル誌」に掲載される予定となっている。

■Planet-Hunting Method Succeeds at Last
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-090

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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