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系外惑星の温度変化を測定

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HD 80606b
Image credit: NASA/JPL-Caltech/UCSC

via JPL

スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡を用いた観測で、公転に伴う系外惑星の表面温度変化が初めて測定された。

測定された系外惑星はHD 80606b、地球から約190光年離れた大熊座の恒星「HD 80606」の周りを回っている。HD 80606bは2001年に発見され、木星の約3.4倍の質量を持ち、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される系外惑星だが、非常に珍しい軌道で周回している。

「ホット・ジュピター」に分類されるほとんどの系外惑星は円に近い軌道で公転し、月と同じように潮汐力の影響で、常に主星に同じ面を向けている。しかし、HD 80606bは周期約111日、近星点0.03天文単位、遠星点0.85天文単位の細い楕円軌道で公転し、約34時間の周期で自転している。そのため、HD 80606bが主星の後ろに隠れる時と、隠れていない時のスペクトルを比較することで、系外惑星と主星をそれぞれ分析できる。

研究チームはスピッツァー赤外線宇宙望遠鏡を用いて、2007年11月に30時間以上にわたって観測した結果、HD 80606bの表面温度は、主星との接近に伴い、わずか6時間のうち、約527度から1227度まで上昇し、その後急速に低下したという。

「我々は銀河内にある最も強烈なストームの発生を見ている。このようなリアルタイムで、系外惑星の気象変化を検出したのは今回が初めて」

今回の発表について、リック天文台のグレッグ・ラフリン(Greg Laughlin)氏はこのように述べた。

地球と主星の位置関係で、上記の観測結果はHD 80606bが主星の後ろを通過した時のものだが、今年2月14日、HD 80606bが再び主星に接近し、主星の前を通過する現象が15%の確率で観測できるかもしれない。チームは新しい研究成果が期待できるとし、現在その準備を進めている。

■Astronomers Observe Planet With Wild Temperature Swings
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-010

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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