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系外惑星から有機物を初めて確認

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HD 189733b
Image credit: ESA/ NASA/ UCL

via ESA

ハッブル宇宙望遠鏡による大規模観測で、太陽系外惑星「HD 189733b」から、初めて有機物が発見された。

今回の観測は2007年5月に行われたもので、ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外カメラと多天体分光器(NICMOS)が使用された。恒星が放つ赤外線を系外惑星の大気が吸収し、それを解析することによって、有機物のメタンが発見された。

「HD 189733b」はこぎつね座方向に位置し、恒星の近くを回っている、いわゆる「ホット・ジュピター」に分類される系外惑星である。木星よりやや大きく、表面温度はおよそ700度で、公転周期は約2日である。

「HD 189733b」は高温すぎて、生命は存在していないと考えられているが、メタンは生命に必要な有機物のうち、最も簡単なものである。

「これは系外惑星に生命がいることを示す重要な第一歩である」

今回の発見について、観測チームのマーク・スウェイン博士(Mark Swain)はこのように述べた。

また、今回の観測で、「HD 189733b」に水(水蒸気)が存在することが再確認された。「HD 189733b」の水の存在については、昨年から議論が続いていた。

なお、この成果は3月20日の科学雑誌「ネイチャー」にも掲載されている。

■Hubble finds first organic molecule on extrasolar planet
http://www.esa.int/esaCP/SEMTZ1N5NDF_index_0.html

■Astronomers Detect First Organic Molecule on an Exoplanet
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2008-046

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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