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最も重い恒星を擁する星の巣

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NGC 3603
Image credit: ESO

ヨーロッパ南天天文台(ESO)は、散開星団「NGC3603」の最新画像を公開した。また、擁する恒星群の中に、これまで見つかっている中では最も重い恒星が存在することも明らかにされた。

NGC3603は1834年にウィリアム・ハーシェルによって発見された星団でりゅうこつ座の方向、地球から22000光年の距離に広がっている。恒星が続々と誕生している言わば“星のゆりかご”であり、研究も盛んに行われている。

画像はESOが南米チリで運用する望遠鏡「VLT」で撮影されたもの。宝石箱の中のように集まっているのは太陽と同程度かやや軽い恒星であるが、中には重質量で末期を迎えたものもある。例えばいくつかの青色超巨星が、一辺が1光年にも足らない立方体の中に収まるような狭い範囲に集中していることなどは興味深い。これらの巨星の中には太陽の116倍の質量を持つものも発見され、確認された中では最も重い恒星であることが判明した。

ちなみにこの恒星は連星系をなしており、軽い別の恒星と3.77日で公転し合っている。ただし軽いと言っても、質量は太陽の89倍と、これまたヘビー級である。

■The Stars behind the Curtain
http://www.eso.org/public/news/eso1005/

Written by sorae.jp編集部天文班

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