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今と60億年前の銀河を統計調査

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Galaxies
Image credit: NASA, ESA, Sloan Digital Sky Survey

ヨーロッパの天文学者チームはハッブル宇宙望遠鏡の観測データを用いて、今と60億年前の銀河の形や種類を大規模に統計調査した結果、多くの不規則銀河が衝突や合体を繰り返し、やがて渦巻銀河に変わったことを分かった。

発表によると、我々のすぐ近くの銀河(今の銀河)の多くが渦巻銀河で、その数は全体の約7割を占めているのに対し、約60億光年先(約60億年前)の銀河のほとんどが、渦状腕のない、特定の形態を持たない不規則銀河で、渦巻銀河の数は全体のわずか3割しかなかったという。

「約60億年前、驚いたことに今に比べて、ずっと多くの不規則銀河がありました。これは、これらの不規則銀河が60億年間かけて、渦巻銀河になったのに違いありません」

今回の研究成果について、研究者の一人であるロドニー・デルガド-セラーノ氏(Rodney Delgado-Serrano)氏はこのように述べた。

渦巻銀河同士が衝突し、楕円銀河になっていくことが一般的に知られており、我々の天の川銀河も約30億年後には、お隣のアンドロメダ銀河と衝突し、1つの楕円銀河へ姿を変えてゆくと考えられている。しかし、今回の分析結果から分かるように、不規則銀河が衝突や合体を繰り返し、やがて渦巻銀河になるというシナリオがごく一般的で、銀河の衝突は我々が考えているよりもずっとドラマチックかもしれない。

なお、今と過去の銀河の統計調査を実施したのは今回が初めて。

■Forming the present-day spiral galaxies
http://sci.esa.int/science-e/www/object/index.cfm?fobjectid=46420

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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