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恒星の誕生が間もなく停止する銀河

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NGC2976
Image credit: NASA

おおぐま座の渦巻銀河「NGC2976」では、新たな星の形成活動が終わりに近づいていることが明らかとなった。

これは、ワシントン大学のベンジャミン・ウィリアムズ(Benjamin Williams)氏を中心とする研究チームが発表したもの。一般に、渦巻銀河では広範囲で恒星が形成されている(特に、ガス密度の高い腕の部分で活発)。ところがNGC2976の場合、外側の部分では恒星の形成は殆ど停止しており、密度の高い中心部分のみに限定されることが明らかになった。しかもその中心での活動も終わりに近づいているという。

ちなみに、NGC2976は渦巻銀河に分類されているが、はっきりした腕を持つスパイラル構造をなしていない。中心部にはバルジ(ふくらみ)も見られない。

研究チームによると、これらの特徴は、この銀河が「おおぐま座銀河群」の近くにあることが関係しているという。おおぐま座銀河群は渦巻銀河「M81」を中心とした、100を超える銀河の集団。まずこの集団の一部による強い重力作用により恒星形成が促進させられたが、やがて外側のガスははぎ取られ、それと同時に残ったガスは中心部に殺到、現在の姿になったというシナリオを提唱している。

なお、あと5億年もすれば中心部での形成活動も停止すると研究チームは考えている。

写真=NASA。

■Hubble Catches End of Star-Making Party in Nearby Dwarf Galaxy
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2010/05/

Written by sorae.jp編集部天文班

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