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チャンドラ撮影、2つ異なるタイプの超新星残骸

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Supernova
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局は12月17日、チャンドラX線観測衛星によって撮影された超新星残骸「G292.0+1.8」と「SN 1604(ケプラーの超新星)」の画像を公開し、研究チームは我々の銀河と大マゼラン雲内の17もの超新星残骸を観測し、その形から超新星のタイプを特定できるという研究成果を発表した。

画像の右側の「SN 1604」はIa型に分類される超新星で、このような超新星は連星系の白色矮星に、相手の恒星からチリやガスが降り積もり、やがて限界(チャンドラセカール限界)を超え、大爆発を起こす。このような爆発で残った残骸は左右対称だという特徴を持っている。

一方、画像の左側の「G292.0 1.8」はII型と分類される超新星で、大質量星は内部の水素とヘリウムを使い切ると、赤色巨星に進化し、最後に中心核で重力崩壊を起こし、大爆発を起こす。このような爆発では中心核を除いた星の殆どが吹き飛ばされ、非対称の残骸が残るという。

今回の研究について、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のローラ・ロペス(Laura Lopez)氏は「超新星残骸は当時の爆発の名残である。X線によって撮影された残骸を比較したのは今回が初めて」と述べた。

研究チームによると、分析した17個の超新星残骸のうち、10個がII型で、7個がIa型だったという。なお、今回の研究成果は11月20日付けの「アストロフィジカル・ジャーナル誌」に掲載されている。

写真=NASA。

■G292.0+1.8 & Kepler's Supernova Remnant
http://chandra.harvard.edu/photo/2009/typingsnrs/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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