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ハーシェル宇宙望遠鏡、銀河中心の星形成領域を撮影

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Awash with Infrared Light
Image credit: NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は10月2日、ハーシェル宇宙望遠鏡によって撮影された、天の川銀河中心の星形成領域と星間物質の画像を公開した。

この画像はハーシェル宇宙望遠鏡の光伝導カメラアレイ分光計(PACS)とスペクトル・光分析画像レシーバー(SPIRE)によって撮影されたものを合成したもので、天の川銀河の中心方向で、星形成し始めている冷たくて乱れた領域を捉えている。青色は暖かい物質、赤色は冷たい物質、緑色は中間的な温度をそれぞれ示している。

この領域を可視光で見ることはほとんどできないが、ハーシェル宇宙望遠鏡の赤外線によって観測できるだけでなく、星間物質がこれまで信じられていたよりも豊富に存在していることが分かった。今回の画像について、同プロジェクトの科学者であるポール・ゴールドスミス氏(Paul Goldsmith)は「ハーシェルの赤外線映像によって、宇宙で最も冷たい物質からの弱い熱を検出することもできるだろう」と述べている。

ハーシェル宇宙望遠鏡は2009年5月14日に打ち上げられ、ラグランジュ点(L2)を中心とするリサージュ軌道で周回している。現在は性能検証フェーズに入っているが、一部の観測機器は既に科学観測を開始している。

写真=NASA。

■Herschel's Multi-Hued View of the Sky
http://www.jpl.nasa.gov/news/features.cfm?feature=2328

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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