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スピッツァー、ウォーム・ミッション開始

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Spitzer's First Warm Images
Image credit: NASA/JPL-Caltech

アメリカ航空宇宙局(NASA)は8月5日、冷却材を使い果たしたスピッツァー宇宙望遠鏡によって撮影された最初の画像を公開した。

スピッツァー宇宙望遠鏡は2003年8月に打ち上げられ、既に5年半以上稼動し、2009年5月15日には、冷却材の液体ヘリウムを使い果たし、観測温度も5.5ケルビンから30ケルビンに上昇している。

NASAは現在、2チャンネルの赤外線を使用し、新しい「ウォーム・ミッション」を開始しており、今回公開された3枚の画像も7月18日と7月21日に、新しいミッションとして初めて撮影されたもの。画像左には白鳥座の星雲「DR22」、右上には地球から約6800万光年離れている銀河「NGC 4145」、そして右下にはからす座の惑星状星雲「NGC 4361」が鮮明に捉えられており、スピッツァーの観測能力の高さが伺える。

「赤外線カメラの短波長2チャンネルのパフォーマンスは、冷却材を使い果たす前の性能と根本的には変わっていない。これらの波長において、スピッツァーの感度は今でも地上30m級の望遠鏡に匹敵する」

スピッツァー宇宙望遠鏡の現状について、スピッツァー・プログラムの科学者であるダグ・ハジンス(Doug Hudgins)氏はこのように述べた。

なお、スピッツァー赤外線望遠鏡の「ウォーム・ミッション」は7月27日に正式に開始しており、ハッブル定数の検証、遠方銀河の探査、地球近傍天体の監視など、今までと同じように多くの観測が行われるだろう。

■NASA's Spitzer Sees the Cosmos Through 'Warm' Infrared Eyes
http://www.nasa.gov/mission_pages/spitzer/news/spitzer-20090805.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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