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スピッツァー撮影、NGC1097

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NGC1097
Image credit: NASA/JPL-Caltech

アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月23日、スピッツァー宇宙望遠鏡によって撮影された渦巻銀河「NGC1097」の画像を公開した。

この銀河はろ座のほぼ中央に位置し、約5000万光年離れている。我々の銀河と似たような渦巻銀河で、長い渦状腕を持っており、中央には巨大なブラックホールも存在している。スピッツァー宇宙望遠鏡による撮影では中央のブラックホールだけでなく、可視光では見えないその周りでリング状となっている星々(新星)も青白く捉えている。

「このブラックホールがどのような運命を辿るのかについての研究が進められている。いくつかの理論では、このブラックホールも我々のブラックホールと同じように、やがて落ち着き、活動が停止するだろうと主張している」

NGC1097のブラックホールについて、スピッツァー・サイエンスセンターの次長で、カリフォルニア工科大学のジョージ・ヘルー(George Helou)氏はこのように述べた。

この画像はスピッツァー赤外線望遠鏡が冷却材を使い果たす前に撮影されたもので、青色は波長3.6ミクロン、緑色は波長4.5ミクロン、赤色は波長8.0ミクロンを示している。

スピッツァー赤外線望遠鏡は2003年8月に打ち上げられ、既に5年半以上稼動している。2009年5月15日に冷却材のベリリウムを使い果たし、観測温度も5.5ケルビンから40ケルビンに上昇している。スピッツァー赤外線望遠鏡は今後、2チャンネルの赤外線を使用し、新しい「ウォーム・ミッション」を開始する予定となっている。

■NASA's Spitzer Images Out-of-This-World Galaxy
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-114

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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