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WFPC2による最後の惑星状星雲画像

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K 4-55
Image credit: NASA/ESA/STScI

NASAは5月10日、ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された惑星状星雲「コホーテク星雲4-55(Kohoutek 4-55)」の画像を公開した。

「コホーテク星雲4-55」は、はくちょう座方向、地球から約4600光年離れている天体で、珍しいマルチ構造の惑星状星雲として知られている。明るいリングが二極構造に囲まれ、放出された窒素ガスが赤く輝いているのを画像から確認できる。

惑星状星雲は、太陽のような恒星が一生の最後に膨張し、赤色巨星となった際に放出された恒星表面のガスである。赤色巨星から白色矮星に変化した中心の恒星からは紫外線が放出され、それを浴びたガスは電離し、このような鮮やかな色で輝く。

この画像は2009年5月4日、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野/惑星カメラ2(WFPC2)によって撮影されたもので、赤色を窒素ガス、緑色が水素ガス、青色は酸素ガスを示している。

特に、5月12日に予定されている最後のハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッション(STS-125・HST-SM4)では、広視野/惑星カメラ2を外し、広視野/惑星カメラ3(WFPC3)を取り付けるため、今回の画像は、広視野/惑星カメラ2によって撮影された最後の惑星状星雲の画像でもある。

ちなみに、ハッブル宇宙望遠鏡は5月8日に停止され、この日最後に撮影した画像は不規則矮小銀河
の「IC 5152」である。

■Hubble Photographs a Planetary Nebula to Commemorate Decommissioning of Super Camera
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2009/21/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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