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スピッツァーの深宇宙サーベイ

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A SWIRE Picture is Worth Billions of Years
Image credit: NASA

NASAのスピッツァー赤外線望遠鏡による深宇宙サーベイ(SWIRE : Spitzer Wide-area InfraRed Extragalactic)で撮影した画像が公開された。

この画像は「ELAIS-N1」と呼ばれるフィールドを写し出し、青く最も明るい点は我々の銀河内にある高温な星々で、ほのか緑色に光る点は我々の銀河から離れた冷たい星々と銀河である。一方、赤色のドットは遠くにある、星を形成しようとしている銀河で、砂粒のように見える最も多く写っているレッドオレンジ色のドットは、それぞれ数十億光年も離れた銀河を示している。

下部に拡大された3枚の画像は、「ELAIS-N1」の中で天文学者たちが最も興味を示しているものである。

左にあるこのUGC10214 と呼ばれる“オタマジャクシ銀河”は、銀河の相互作用によって形成されたものである。天文学者たちは、このような巨大な銀河衝突や合体は、最近の宇宙では珍しいが、初期宇宙において、一般的な出来事であると考えている。

中央に写っているのは、CGCG 275-022と呼ばれる珍しいリング銀河である。赤色の渦状腕は星を形成している証拠であり、これも他の銀河との衝突によって引き起こされたのかもしれない。

そして、一番右に写っているのは、SWIREが検出できた最も遠い銀河を示している。

SWIREの目的は、より遠くにある銀河を観測し、初期宇宙での銀河進化などを調査する。チリやガスで覆われた深宇宙を“見る”のに、赤外線のスピッツァーは必要不可欠だ。このプロジェクトは最終的に、110億光年以上離れた距離、200万から300万もの銀河をカタログ化する予定となっている。同様な深宇宙サーベイとして、ハッブル・ディープ・フィールド南天(HDF-S)ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(HUDF)などが有名である。

■SWIRE: Piecing Together the Universe's History with Wide-Infrared Eyes
http://www.spitzer.caltech.edu/features/articles/20051027.shtml

■Spitzer Wide-area InfraRed Extragalactic survey
http://swire.ipac.caltech.edu/

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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