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ソーラーセイル実証機「イカロス」、ガンマ線バーストを観測

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gamma‐ray burst
Image credit: JAXA/金沢大学

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月14日、小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)がガンマ線バースト(GRB)の観測に成功したと発表した。

発表によると、理学ミッションの一部として、「イカロス」に搭載されていたガンマ線バースト偏光検出器(GAP)は7月7日、ガンマ線バーストを観測したという。GAPは6月末から機能確認を開始し、初期設定を終えたばかりだった。

GAPは金沢大学と山形大学と理化学研究所が共同開発した観測装置で、ソーラー電力セイルミッションとは別に、「イカロス」に搭載されている。JAXAは今後、GAPによる観測を続け、世界で初めてとなるガンマ線の偏光観測を目指す。

ガンマ線バーストとは、天空の1点がごく短い時間だけガンマ線で輝く現象。初めて観測されたのは1967年だが、20世紀の間はほとんど正体不明であった。

しかし、NASAのガンマ線バースト観測衛星「スウィフト」やESAのガンマ線観測衛星「インテグラル」などの観測により研究が進み、現在では、ガンマ線バーストのうち2秒以上続く「長いガンマ線バースト」は、格別に大きな超新星爆発の一種と考えられており、2秒以内の「短いガンマ線バースト」は2つの中性子星またはブラックホールの合体ではないのかと考えられている。ただ、ガンマ線バーストの研究には多くの課題が残されており、世界各国で今も研究が続けられている。

■小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」のガンマ線バーストの観測成功について
http://www.jaxa.jp/press/2010/07/20100714_ikaros_j.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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