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ハッブル宇宙望遠鏡のCOSMOSプロジェクト、宇宙の加速を確認

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Mass distribution in the COSMOS field
Image credit: NASA/ESA

欧州宇宙機関(ESA)は3月25日、ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プロジェクトである「宇宙進化サーベイ(COSMOSプロジェクト)」による観測で、宇宙の加速を確認したと発表した。

ライデン天文台の天文学者らなどから成るチームが、COSMOSプロジェクトによって観測された44万6000個もの銀河のデータを調査し、さらに地上で観測した19万4000個もの銀河のデータを照らし合わせた結果、宇宙の加速を確認できたという。

また、今回の新しい分析では、大規模な物質分布が測られ、銀河が少しだけ変形する、いわゆる「弱い重力レンズ効果」も符号化された。

今回の観測について、エディンバラ大学のパトリック・サイモン氏(Patrick Simon)は「これほど多くの銀河を分析したのは前例のないことですが、それよりも、宇宙の中で目に見える構造に関する例外なデータを多く得る方が重要です」と述べた。

COSMOS(Cosmic Evolution Survey:宇宙進化サーベイ)は2004年に始まった、深宇宙をサーベイし、宇宙の起源と進化などを調査する国際プロジェクトで、ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラムであり、史上最大の観測プロジェクトでもある。アメリカ、ヨーロッパ、日本など、70名の天文学者らが参加し、ハッブル宇宙望遠鏡の他、スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡、ESOのVLT(Very Large Telescope)、日本のすばる望遠鏡、アメリカのVLA電波望遠鏡群、ESAのXMM-Newton観測衛星なども使用されている。

■Hubble confirms cosmic acceleration with distorted galaxies
http://www.esa.int/esaSC/SEMHHSFKZ6G_index_0.html

Written by sorae.jp編集部宇宙班

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